米国株の動きは、ノコギリの刃のように乱高下してる。
米国の株価は、傾向を見ると、期待先行で上昇している。 たまに、大きな調整、2%前後の繰り返し、 上下しながら、 株価を切り上げてます。 世界の中で、通貨政策や、対策の大きさで、 多分、米国市場が一番早く、 回復しそうです。 逆に、中国の、強気の発言の時には、現状が悪い場合が、多いので、 個人的には、中国市場が一番心配です。 鉄、その他の製品の過剰在庫が積み上がってる点が、 一番問題だと、思っている。 国営企業、地方政府の、大きな不良債権の顕在化が、 特に、怖いのではないかと思う。 欧州市場は、悪い現状が、わかっているので、 中国よりましではないだろうか。 ユーロ:EUを潰さない事は、間違いないのです。 ただ、それを調整する、ドイツ、フランスなど主要国の 意見調整が問題なのである。 これも、1-2年したら、今ほど、 問題視されなくなると思う。 現状把握には、以下の3点が重要です。 1)経済の状況が悪いことが、わかっているか? 2)2)その悪い程度がどの程度なのか?、 3)その対策と、かかる時間。 中国は、市場の大きさ、将来性に投資家の目が行き過ぎ、 市場の開放度(閉鎖性)公平性(中国の自国の利益重視の姿勢) モラルハザード (賄賂、汚職、高級官僚とその取り巻き資本家の利益集中)が 依然として大きく、 いつ、この爆弾が爆発するかわからないと思ってる。 中国の発表の信憑性は、言うまでもない事ですが・・・ この点で、情報の少ない、新興国、中国などは、 リスクが大きいと、言えます。 暗い事ばかり話なので、明るい情報を一つ、 米国株がこれだけ下げてた のに、ドル円が、 下げてる点である。 (円安) (以前は、米国株、大きな下落の時は、円は、 他の通貨に対して、独歩高だった。) これが、日本株には、少しの希望じゃないかな・・。 ドル円で、円安が徐々に続いていけば、 日本株は、持ち直すと、思うのだけれど。