投稿

ラベル(環境、持続可能、未来)が付いた投稿を表示しています

地球温暖化は、嘘?-3

1992年6月11日 ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで 開かれた 国連の地球環境サミットで、 カナダ人(日系4世)の12歳の少女(セバン・スズキ) がいならぶ世界各国のリーダーたちを前に、 わずか6分間のスピーチをした。 それが、「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれるようになった。 その原文の日本語訳を紹介します。 A 12-year-old girl named Sevan Suzuki "legendary speech". ユーチューブ https://www.youtube.com/watch?v=ZFSxqB7wU7c こんにちは、セヴァン・スズキです。 エコを代表してお話しします。エコというのは、 子供環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼーション) の略です。 カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変える為に頑張っています。 あなたたち大人のみなさんにも、ぜひ生き方を変えていただくようお願いするために、 自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をしてきました。  今日の私の話には、ウラもオモテもありません。  何故って、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。  自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、 株で損したりするのとは訳が違うんですから。  私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちのためです。  世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。  そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。  太陽のもとにでるのが、私はこわい。オゾン層に穴があいたから。 呼吸をすることさえこわい。  空気にどんな毒が入っているかもしれないから。  父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。  数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。  そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。  それらは、もう永遠にもどってはこないんです。私の世代には、夢があります。  いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。 ...

地球温暖化は、嘘?-2

そもそも二酸化炭素が増えるとなぜ、地球が暖まるのか? 地球は太陽の熱で日中温められると同時に、地球自身も熱を放出しています。 こちらは昼夜問わず四六時中出ているので、結果的に出る量の方が多く、 地球はどんどんと冷えていく“はず”でした。ところが、そうならなかった。 二酸化炭素があったからです。 二酸化炭素が毛布の役目をして、出て行く熱の一部を シャットアウトしてくれたおかげで地球の平均は15度に 保たれているのです。 その毛布が、最近はどんどんと、厚手の布団になってきた。  昔は薄い毛布だったのに、このまま放っておくと、 暑くてたまりません。 「じゃあ、みんなで毛布を厚くなるのを阻止しようぜ! みんなでやれば なんとかなる!」これがパリ協定などの環境枠組み条約です。 確かに、温暖化にはいまだ“不確実性”が残っていることは事実です。 しかしながら、「温暖化のウソ論」を裏付ける化学的根拠は、 一切認められていません。 「地球は温暖化ではなく、氷河期に向かっている」という人は、 議論の“ものさし” を都合よく変えているだけ。 一万年単位でみれば現在は「間氷期」。  温暖化の議論は100年単位を問題にしている。  といった具合に、誤解、曲解、時間的・空間的スケールなどを 都合よく用いているだけに過ぎません。 つまり「温暖化はウソかもしれないし、ホントかもしれない。  ただし、今のところウソを裏付ける証拠は全く確認されておらず、  ホントを裏付ける証拠はいくつも確認されている」 というのが、正解!なのです。 今から100年以上前の産業革命初期のストックホルムで、 汚染で黒ずんだ空に点在する煙突をみながら、 科学者のアレニウス・スヴァンテはこう呟きました。 「今、スカンジナビアで、ロンドンで、パリで、NYで 燃やされている石炭は、世界中の人の暮らしに役立っている。 しかしながら、この素晴らしい発展は未来に黒い陰を落とすに違いない。 そして、その事に多くの人たちが気付いた時は、 既に手遅れになっているだろう」。 ところで、みなさんは、セバン・スズキの「伝説のスピーチ」 を御存知...

地球温暖化は、嘘なの本当なの?

イメージ
地球温暖化は、嘘なの本当なの? はっきり言って、わかりません。当たり前です。 これは、神のみぞ知るの領域です。 「地球温暖化はウソかもしれないし、ホントかもしれない。  ただし、今のところウソを裏付ける証拠は全く確認されておらず、  ホントを裏付ける証拠はいくつも確認されている」 というのが、正解!なのです。 元「ニュースステーション」気象予報士にして、 元ANA国際線のCAでもある河合薫さんの話を 引用させていただいています。 ただ、地球温暖化と、大きく捕らえるより、 環境破壊の阻止という側面で考えた方が、 良いのかも知れません。 日本の公害の一番ひどい時を知っている、 我々の世代は、公害のひどさも、40年たった現在、 東京湾や、日本中の海や、川が、きれいになってきて いるのを知っています。 東京湾でとれた魚  東京湾の穴子 日本で成し遂げたこと事は、必ず、世界でできるはずです。 そう言う視点で、考えて欲しいと思います。 公害をほおっておいては、持続可能な世界はできません。 必ず、将来、環境破壊で、非常に住みにくくなるでしょう。 話が長くなるので、今回は、これまでとします。 元「ニュースステーション」気象予報士にして、 元ANA国際線のCAでもある河合薫さんの話から、 参考になる点が多いので、次回、また続きを書きます。