14話:レンタルオフィス市場調査2(202105-202106)

 次に新宿に移動してワンフロアーを5社でしているITベンチャー企業の5人と面会した。まず最初に一番年輩そうな人が、どの位、話は進んでるのですかと聞いてきた。廃校の中学校の改修費用の段階というと、まだ先の話の出すねと言っていた。そこで海津が入居希望される企業の方が多いので意外と話は早く進みそうですと言うと、本当ですかと他の企業責任者が言った。次に若そうな企業責任者の方が中学校の教室を回収してオフィスと寝室を完備していればソフトウェア企業としては最高の環境であり近くのリゾートの海岸や温泉に行き、ゆっくりして、また仕事に戻れるって理想的だと言った。風呂、シャワー付きのレンタルオフィスで食事も届けてくれれば完璧ですね。条件が合えばすぐにも行きたいと言っていた。

 費用はと聞かれて6人用(最大8人)のレンタルオフィスとアパートで26万円/月と言った。具体的に人数と広さと値段表を提出して下さいと言われた。体験入所もさせていただけるんですかと言うので一泊まで一万円で行うつもりですと言った。彼は、それなら良いねと言った。もっと具体的な資料を写真入りで欲しいと言われ、でき次第、送る事を約束した。

 その夜は山田さんが、飲みながら、海津さんのもくろみ通りITベンチャーのニーズが高いのには驚いたねと言った。海津は確かに想像以上にニーズが高いのにはビックリしたと言い、もしかしたらITベンチャーだけでも十分かも知れませんと言う事になった。最終日の大学と中高年の訪問は理由をつけて断りましょうかと言った。その方が良いかもしれないという意見で一致した。すぐに宿のキャンセルをして翌朝の飛行機の変更をお願いの電話を入れたところ変更できた。

 最終日は渋谷でITベンチャー企業、ワンフロアー4社の人と面会した。昨日と同じ、どこまで話が進んでるのか聞かれて話すと、もっと具体的な写真入りの資料が欲しいと言われた。また体験入所の質問も受けた。4社各、責任者の方が、期待大ですが、実現できるのですかと言われた。もちろん実現するために東京に説明に来ているのですと笑いながら答えた。是非、実現して欲しいので詳しい資料を30部欲しいと言われた。同業者の会議の席上で話してあげると一番年輩の責任者の方が言ってくれた。海津は、礼を言って必ず送りますと約束した。


 その後、二子玉川と武蔵小杉へ行き面会したが内容は前の会社と同じで、興味あるが具体的な資料が欲しいと言っていた。ここも資料20部づつ要求され送る事にした。夜6時45分の羽田発、YG空港行きの便にで帰り自宅についたのが夜8時半。2泊3日の全日程を終了。女房にベンチャー企業のサテライトオフィスのニーズの多いのにビックリしたと話すと、それは良かったですねと言ってくれた。風呂に入り疲れたせいか、すぐ眠りについた。

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