自分自身の政治感覚が鈍くなることが怖い
私たち自身の政治感覚が鈍くなることが怖い。
高村薫さんの「解散に寄せて」が、全く、同感であり、
是非、読んで欲しい。
http://mainichi.jp/shimen/news/20141121dde012010002000c.html
ここで、その内容の一部を引用させていただく。
「今後、アベノミクスの失敗で経済指標は悪くなる。
このまま解散を引き延ばせば、来年4月の統一地方選で大負けするから、
その前に、選挙をすると安倍さんは思ったのでしょう。
要するに経済失政を覆い隠すための手段に過ぎないということです」
「戦後の歴代政権の内閣法制局が積み上げてきた憲法解釈を、
いとも簡単に変更した。
しかも、それをしたのは同じ自民党中心の安倍政権。いったい何の権利が
あって、と憤りを覚えます」
「戦後69年、日本人が守り続けた『戦場で人を殺さず、殺されもしない』という歴史に終止符が打たれる。安倍さんの言う『積極的平和主義』で平和が維持できると考えるなんて、それこそ妄想以外の何ものでもありません」
安倍首相は、今回の解散・総選挙を一つのお墨付きとすることで、さらなる長期政権を目指しているといわれる。その先には何があるのだろう。
「私には安倍さんが、軍部の台頭を許し戦争への道を歩み始めた昭和初期
まで歴史を巻き戻そうとしているように見えます。
安倍政権が長期化したら、私たちはどこまで連れて行かれるのか。
来年は戦後70年です。この節目の年を安倍首相のもとで迎えることの意味を、私たちはもっと深刻に考えるべきではないでしょうか!
1980年代:その頃も汚職などの不祥事はありましたが国会では中身のある
議論をしていた。与野党ともにまともな政治家がいたのです。2000年代以降の政治家たちは軽すぎて小説にならない。うちわやSMバーが、議事録にも残る国会で議論されるなんて恥ずかしい限りです」自らの「足もと」をきちんと見られない政治家や経営者が増えているのが何より気になるという。
「武力行使容認」に舞い上がる人々しかり、原発の再稼働を急ぐ電力会社しかり。
「経済効率からも、巨額の賠償リスクがある原発を抱えたまま会社を経営していけるわけがない。これもまた妄想ですね」
<私たち自身の政治感覚の鈍麻が政権の暴走を許してしまう。
そうさせないためには主権者として、そして有権者として、政権に一定の
歯止めをかける理性を持つことだと思う>
全く同感!、引用終わり
戦後の混乱時期を知っている我々が、目先の利害、小さなイデオロギー
問題、なんかに惑わされず、安部政権、自民党政権にノーなら、白票、
または、投票拒否なんてしないで、政権政党に反対するには、
多少問題があっても、万年野党の、KYS党、SHY党でも、良い
じゃないですか、反対することが大切。
簡単に、独断で、勝手なことをされたら、取り返しのつかない事に
なります。
今回の選挙で、自民党が、勝利、安部長期政権・・・
円安+国民の年金で日本株を買い→日本株上昇など、良い事ばかり、
報道されてます。実際には、原発の安易な再開、
武力行使容認+秘密保護法→戦争への道を歩み始め、
身を切る対策(公務員、議員定数削減):歳出削減は、全くなし!、
国民の負担増のみ。あまり、報道されてない、
負の側面も、しっかり見て、判断して、絶対に、選挙に参加して欲しい!
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