南スーダン600万人飢饉で生命の危機





(2017年5月3日撮影)。(c)AFP/ALBERT GONZALEZ FARRAN
5月5日(こどもの日)に、こんな、悲惨な報道が、飛び込んできた。

日本の、バラエティーショー化した、ニュース番組では、
決して取り上げていない、深刻な問題だ。

日本でも、世界のニュースを見ていないと、わからないかもしれない。
私は、投資に興味を持ち、世界の株価の動向を毎日見ている。
そのサイトに: http://sekai-kabuka.com/
を開き、ページの左上端のリアルタイム版をクリックすると
世界の、上の欄に、為替、商品・・・アメリカ、

それぞれ、クリックすると、リアルタイム情報がわかる。

左上端のすぐ下に個人投資家とあるが、そこをクリックすると、
ロイター、Forbes、AFP、CNN、時事通信、BBC
WSJ(ウオールストリートジャーナル)、
全て日本語版を、原文から数時間遅れで、見ることができる。

私は、そこで、世界の出来事で、興味深いものを、見ている。
その中で、600万人の人間が、生命の危機という、ニュースを見た。
その一部を抜粋し、私見を、書かせていただきます。

南スーダン、「人災」による飢饉で600万人の生命が危機に
AFP=時事 5/5(金) 
慈善団体「ストップ・ハンガー・ナウ・南アフリカ
(Stop Hunger Now Southern Africa)」は5日、飢饉に
見舞われている南スーダンやその周辺国で、年末までに
計600万人の命が危険にさらされる可能性があると警告した。
国際社会が南スーダンに支離滅裂な対応をしているため、
数百万人の命が脅かされていると警鐘を鳴らした。
「非常に暗たんたる状況だ。多くの非政府組織(NGO)や各国政府には、
何をする必要があるかという点について多くの混乱がみられる」と指摘。
「その地域は困難に直面しており、われわれが何もしなければ、
飢餓によって年末までに600万人を死なせることになる」と述べている。
今年2月、南スーダンと国連(UN)は、同国北部のUnity州を中心とする
複数の地域で飢饉が発生していると公式に宣言。
国連の担当者らは、避けることもできた「人災だ」と述べていた。

命綱は「木の葉」、南スーダン襲う食糧危機 貴重な貯蔵種子も食用に
:2017年04月10日
南スーダンでは、これまで飢餓が宣言されていなかった地域でも食糧が
欠乏し、村人たちは木の葉や栽培用に貯蔵してある種子を食べて飢えを
しのいでいると、人道支援団体が10日、警告した。
NGO「ノルウェー難民委員会(Norwegian Refugee Council)」
によると、同国北部に位置するAweil州のの村が飢餓に陥っている。
同NGO南スーダン担当責任者のレハナ・ザワール(Rehana Zawar)氏は
「住民たちは食糧危機を生き延びるために、どうにか食べることのできる
野生のものを食べている。われわれが話した家族は苦いラロップという
木の葉を食べていたが、栄養価は低い。こうしたものを食べていては、
たちまち栄養失調になってしまう」と述べた。ある村長は、住民の約40%が
木の葉を食べ、約半数が貯蔵用の種子にも手を付けていると語っている。
NRCは、農村部で種子を食用にしてしまうと来期の種まき分がなくなって
しまうため非常に憂慮すべき事態だと述べている。
南スーダンでは内戦に由来する飢餓が悪循環に陥っており、
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、今年1~3月だけで
同国北部から6万人が飢餓のためスーダンへ流入している。
既にUnityのLeer郡とMayendit郡では約10万人が飢餓状態に陥っており、
援助機関は今後数か月以内にさらに100万人が飢餓の危機に直面すると
警告している。南スーダンから脱出した難民はこれまでに170万人超、
国内避難民は190万人となっている。

飢饉発生しても武器の購入続ける南スーダン政府、国連秘密報告書
:2017年03月18日 
南スーダンはサルバ・キール(Salva Kiir)政権の軍事行動を主原因とする
飢饉に陥っているにもかかわらず、同国政府は石油収入を武器の購入に
費やしていることが、国連の秘密報告書で17日、明らかになった。
同専門委員会の見積もりによると、南スーダンは歳入の97%を石油の
先売りに頼っており、2016年3月下旬から10月下旬にかけての
石油収入は総額約2億4300万ドル(約274億円)だった。
この報告書によると、南スーダンの歳出の少なくとも半分、おそらく
実際はそれよりずっと多い金額が武器購入をはじめとする安全保障に
割り当てられている。Unity Stateでは10万人が餓死し、
さらに100万人が餓死寸前となる事態に陥り、飢饉の発生が
宣言された中、南スーダン政府は武器の購入契約を結び続けている。

南スーダン、「人災」による飢饉のニュースを知ると、
『世界がもし100人の村だったら』を思い出します。
これは地球がひとつ、人類が足の下でひとつに繋がっているという
意味だと思いました。
ですから地球上の人々が踏みしめる足の下でひとつに繋がっているのだと
知るとき、自分の心をしっかり満たすことが世界のどこかで
誰かの笑顔につながるとは考えられないでしょうか。
自分で自分のこころを満たすことができる人が集まる社会には
愛や調和が溢れ、その社会は、国になり、そして地球全体が
そういう人でいっぱいになったとき平和な世の中が構築されて、
まるでここが地上の天国になっていくのだと思うのです。

いまこの世界に必要なのは? 答えは前半の最後の3行にありました。
原文にはAcceptance(受容),Understanding(理解), Education(教育)
とあります。

もしこのように縮小された全体図からわたしたちの世界を見るなら、
相手をあるがままに受け入れること、自分と違う人を理解すること、
そしてそういう事実を知るための教育が、いかに必要かは
火を見るより明らかです。

この点で、私は、恵まれない日本の子供たちに、
教育の機会をを与えるという活動に、募金をしているのです
問題解決に、必要なのは、知恵、そのための教育。
この恵まれた日本で、子供たちが、貧困、その他の理由でも、
教育の権利を、阻まれる事に、私は、絶対に反対します

テロの撲滅、テロリストの壊滅ではなく、テロリズムという考え方
自体や、そういう状況が出てくる必要のない
調和のとれた世界を構築することが求められています。
それにはこの3つのポイントは不可欠です。
でなければわたしたちは頻発するテロ行為に対しまるで、
もぐらたたきのごとく対処し、時間ばかり費やして
しまうことになるからです。


昔の人がこういいました。
わが身から出ずるものはいずれわが身に戻り来る、と
このメッセージは次の一文で締めくくられていました。

“このメッセージを人に伝えてください、
そしてその人の一日を照らしてください”
部分的に、文献を参照させていただきました。

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