O.ヘップバーンとC.チャップリンについて
5月4日は、O.ヘップバーンの生まれた日です。
オードリー・ヘプバーン( Audrey Hepburn)
生年月日:1929年5月4日、没年月日:1993年1月20日(満63歳没)
彼女は、ブリュッセルのイクセルで生まれ、幼少期をベルギー、
イングランドで過ごした。オランダにも在住した経験があり、
第二次世界大戦中にはナチス・ドイツが占領していた
オランダのアーネムに住んでいたこともあった。
オランダ留学中にナチスドイツの猛攻に遭い、住んでいた町が
制圧下に置かれました。鬱と栄養失調にはなった様です。
病院で看護のボランティアをし、そこに運び込まれたイギリス空挺兵、
テレンス・ヤングを看病し、二十数年後に彼女の映画を監督しています。
戦時下、チューリップの球根や草からパンをこねるなどで
飢えを凌いだというエピソードもあります。
ナチス・ドイツのヒットラー出現し、ヨーロッパを震撼させた。
現在は、フランス大統領選挙で国民戦線のルペンが、極右勢力
として、世に出ようとしている。
70-80年周期で、世の中が大きく、戦争から平和また、戦争へと
一回りしているのかもしれませんね。
空想ですから、もちろん、そうなってほしくないけれど・・
ヘップバーンと、チャップリンのお墓は、近くにあるって、
知ってましたか?
ふたりとも、スイスのレマン湖の風光明媚なところに眠っています。
オードリー・ヘップバーンの墓はローザンヌの近くのトロシュナ村
という所にあります。
チャーリーチャップリンの墓はモントルーの近くのヴヴェイ
という所にあります。
ローザンヌからモントルーへは、観光船で1時間半でいけるようです。
二人が、こんなに、近いところに、眠っていたとは・・
日本の加藤タキさんに、ヘップバーンが残した心を打つ、
名言が、ありましたので紹介します。
『私はしわが増えたけど、これは全部自分史。今まで生きてきた証し。
だからしわも誇りに思っています。』
『人間は誰でも二つの手を持っている。一つは自分のため、
もう一つはほかの誰かのお役に立つため』
国際連合児童基金(ユニセフ)の親善大使となり、エチオピア、トルコ、
ベネズエラ、エクアドル、ホンジュラス、スーダン、バングラデシュ、
ベトナム、ソマリアなど、戦争や貧困の深刻な地域を訪ね、飢えや
病気に苦しむ多くの子供達の現状に接し、励まし、食料、薬品などの
支援やその広報活動に励み各地の悲惨な状況を世界の人々に
訴えました。「こうした地域の人々は『オードリー・ヘップバーン』
を知りません。でも、彼らは『ユニセフ』という名前は知っています。
『ユニセフ』と聞くと、みんなの顔が明るくなります。何かいいことが
起こると知っているからです。たとえば、スーダンでは、
水くみポンプのことを『ユニセフ』と呼びます」
戦争時に栄養失調に陥り、国際的な食料支援(ユニセフの前身)によって
命を救われた彼女は、表舞台から距離を置き今度は支援する側に
まわりました。
「女優としての人生は、まさにユニセフのこの仕事をするため
だったのだと思う。」「有名になってよかったわ。
(知名度のおかげで、人は耳をかけてくれるし)
こういう仕事ができるもの。本当に価値ある仕事がね。」
次に、チャップリンですが・・
チャーリーチャップリンの墓は
モントルーの近くのヴヴェイという所にあります。
Next is Chaplin, but ...
Charlie Chaplin's grave is
It is located in Vevey near Montreux.
Next is Chaplin, but ...
Charlie Chaplin's grave is
It is located in Vevey near Montreux.
チャップリンは、ヘップバーンと、時代が違っておりましたが、
戦争・大きな権力に立ち向かう、不屈の精神と凜とした姿は、
共通点が、あるように思います。
それに、なんとも言えない、優しい表情と行動は、全ての人の心を
打たずには、おかない。
彼は、レッドパージ(赤狩り、共産主義者追放運動)
で、ハリウッドを追われ、スイスで、ひっそりと暮らした。
スイスのブドウ畑を臨む広大な邸宅「マノワール・ド・バン」に移り住み、
妻ウーナや8人の子供たちと晩年を送る。世界的な名士として、
クララ・ハスキルやパブロ・カザルス、ジャン・コクトー、
山口淑子(李香蘭)らと交友関係を持った。
山口淑子さんと、つながりがあったのも、興味深い事実ですね。
また、ヴェヴェイのレマン湖畔にはチャップリンの銅像が建立された。
スイス・ヴヴェイに新たにオープンした「モダン・タイムス」ホテル
書いた情報については、一部、抜粋いたしました。
書いた情報については、一部、抜粋いたしました。
最後に、スマートフォン、インターネット、ツイッター、ユーチューブ、
インスタグラムと、世界中に、事実や嘘や、広告宣伝、
つくられた流行、悪意のあるプロパガンダと、非常に多くの
情報が乱れ飛んでいる。
その中で、正確に、正しい事を知り、それを自分の中で消化し、
自分で正しいと思える意見を持ちたい。
更に、その意見を、堂々と、良いものは良い、
悪いものは悪いと、駄目なことは駄目と、
強く、広く、伝えられる人間になりたいものである。
ヘップバーンや、チャップリンのように・・・
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