小説、第9話、新潟の四季と魚、再び雪女


5月、ゴールデンウイークが、過ぎて、梅雨、夏。北の国なので、
夏は、涼しいと思っていたが、見事に裏切られる事になった。
新潟市のフェーン現象である。
急に高温になって30-35℃、湿気もあるので、体感的には、
鋳物工場の中にいるような、すごい、蒸し暑さであった。
ひどいときには、新潟の市街地で、歩道のアスファルトが、
溶け、靴にへばりつくのである。



それを過ぎると、9月、10月、稲刈りのシーズンは、
黄金の穂が、風になびいて、それはそれは、きれいな風景です。
お米は、めちゃ旨い。おにぎりにすると、絶品であり、
おかずは、漬け物だけでもいけるという意味が、良くわかった。
特に、中越地方、十日町は、六日町は、
魚沼米の産地で、米の旨さで定評がある。


夏は、万代橋の近くのさかなセンターで、真イカ、スルメイカ、
アジ、いわしと、新鮮なさかなが、店に並ぶ。
特に私は、イカが好きで、しょうが醤油や、醤油のづけ丼にして、
食べる。刺身にしても甘さがあり、最高の味である。
 この夏も、何回も、さかなセンターへ足を運んだ。
手で、いかの表面を触ると、色が変わるって知ってますか?、
機会があったら、試してみて下さい。面白いですよ。
11月、12月となり、雪も舞い始める季節を迎えた。
そして、今年も、雪女が、あらわれた。
今年も、何回もデートをし,楽しい夜を過ごしたのである。

話は変わるが、冬の稲妻という歌謡曲があったが、
新潟で、本当に、冬の稲妻を経験する事になったのである。
それでなくても、うら寂しく、もの悲しい、冬なのに、
稲妻が光ったら、余計、落ち込んでしまう。
しかし、営業実績は、年が明けて、着実に伸びて来て、
明るい見通したついてきた。

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