低成長時代の対策を、日本に学べ

2017年8月12日に、書いた、
私のブログ:(世界情勢の推移と今後の対策)
で、書いたように、
「先進諸国は、かつて,日本が経験したような、低成長と、長期低金利のの迎えるのではないか」


この点について、ローレンス・サマーズ教授、
ポール・クルーグマン教授、日本の経済学者も、同じ様な、考えを、
持っているようです
ローレンス・サマーズ教授は、こうした世界経済の状況を
「セキュラースタグネーション」
ポール・クルーグマン教授は、
「ジャパニフィケーション、(日本化)」と呼んでいる。

日本は、戦後の、高度成長期から、バブルを経て、
そのバブルの、後遺症から、成長の鈍化(日本化)を続けている。
しかし、技術革新は、依然として、世界をリードしており、
新技術を世に出している。
そして、私が一番言いたいのは、高度成長期、バブル期の環境への、
つけ、公害(空気汚染、水質汚染、森林破壊、エネルギーの無駄遣いなど)
を完全に、克服したのである。

そして、日本人は、きれいな環境、安全で親切な人々、美しい自然と、
インフラの整備された大都市が、うまく調和していている国を、
作り上げた。

その、観光資源が、世界中の観光客を、ひきつけているのである。

更に、新興国への技術援助、無償援助、JAICAによる技術指導などが、
新興国や、発展途上国の、役に立っているのである。

以上の点から、世界の先進国が、ジャパニフィケーション(日本化)で、
成長が鈍化するとか、長期低迷するとか、低インフレ化とか、
マイナス面ばかりに、とらわれるべきではないと思う。

前述したような、成功面を、世界が見習うべきだ、と考えている。

そうすることにより、世界が長期に繁栄するための、
次の成長のステップとして、少しの期間
(カーレースのピットインみたいに)
充電期間として、考えるべきだと思う。

つまり、今、世界が直面している、空気汚染、水質汚染、森林破壊、
エネルギーの無駄遣いを、やめて、自然エネルギーの活用とか、空気、
水質汚染の改善に、注力すべきだと考える。

そうする事により、長期にわたる、持続可能な世界の下地作りを、
するべきである。

 横浜駅から、30km離れた、葉山海岸の美しい,海水浴場








その一番の理由は、今の地球全体が直面している、温暖化、
異常気象の原因が、空気汚染、水質汚染、森林破壊、
エネルギーの無駄遣いに、よって、引き起こされていると、
考えられてるからです。
これを改善しなければ、次の世界規模での成長は、ないからである。
 





地球温暖化、異常気象によってもたらされた、大きな被害の金額は、
膨大であり、世界の経済成長で、もたらされる富を、大きく減らす事に、
なっているからです。

 公害問題が起きていた当時の京浜工業地帯


 現在の京浜工業地帯の夜景


経済成長による富-異常気象の被害=実際の現在の世界の富

この式をみれば、異常気象の被害を、減らす重要性を、
理解できるはずである。
多少、お金がかかっても、空気汚染、水質汚染、森林破壊、
エネルギーの無駄遣いを、改善する方法を、日本から、
学んでほしいものである。

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