9話:粉もんで儲けよう2(202004-09)
今日の道の駅の販売会議でピザの製造の中で中力粉の練りに力がいるので途中で交代した方が良い事。小麦粉が飛び散り汚れるというのが問題になり、掃除するために小さな掃除機が必要という事になった。土、日、祭日は1時間早出して午前8時から午前中に96枚製造した。売れる数量を見て使い製造をしていくとこにして、もし製造が間に合わないようであれば販売終了の看板を出すしかない。翌日の日曜日も開場までに48枚用意した。10時に20枚近く売れたので、お昼までに24枚製造したが売れ行きが良さそうなので連続して48枚製造した。午後3時過ぎにすべて売り切ったので販売終了の看板を上げた。
120枚で18万円の売り上げであった。拡幅工事後の売り上げは予想通り汁物、丼物が好調で、対前年5割増であった。利益額も予想通り順調。最後に海津から役場の山田さんへ、今年の2020年4月以降はお客さんの増加を前年比5割増とすると職員を10名ほど増員しないと難しいし、夏休み中はさらに10名、計20名の人員は必要だと言った。正式職員、又は季節職員、学生さんのアルバイトでもいいから増員を真剣に考えてほしいとの要望を出し、最低、今月から土日祭日は10人の増員をお願いしたいと話した。
ついに桜の季節を迎えて観光客が増えだした。ピザは土日祭日は192枚製造していった。土日祭日の忙しさは、特にひどく、アルバイト職員を平日から土日祝日に変更できるように要請した。ピザの注文が多いので2グループ制で48枚/時間、製造体制をテストした。翌週の土曜から早出して昼までに192枚作り。お昼までに全部売れた。そこで在庫が残ったら職員が持って帰ってもいいから連続して昼過ぎからも192枚製造するよう指示した。午後3時半時点で残り枚数12枚、午後4時で3枚となり直ぐ売れた。192枚、28万8千円。一品でもちろん最大であり昔の一日の売り上げに相当する金額だ。
今年から導入したコーヒーマシンも好調。ピザを食べるときにコーヒーやコーラ、ジュースも売れまくった。ピザは全体の3割程度が持ち帰りだった。原価率から言うと、お好み焼き、ピザなどの粉物の収益率が一番良い。お好み焼きの注文も多くの種類を用意して販売し、好調だった。2019年から比べても原価率は半分以下になり、その分、純利益は昨年の数倍になっていた。
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