16話:工事費用とパンフ作り2(202106-202107)

 また道の駅の仕事に戻ると、まだ夏場に向けての20名のアルバイト・パート増員のめどが立っていなかった。現在で12名まで集まったがあと8名足らない。そこで農協に頼んで農家で暇のある人に手伝ってもらえるように連絡してもらった。その翌日から連絡が入り、毎日ではないが10名が来てもらえることになった。これで夏休みは、何とかなりそうだ。

 ただ、アルバイトのシフト管理者が日程と人員の配置に頭を痛めていた。売上金額は順調で目標超過の日が続いた。このまま行けば、年間7千万円が射程に入ってきた。数日後から学校の夏休みと共に、行楽シーズンが始まる。中学校の改修工事の方は、あと数日で終わると連絡が入った。現場を見に行くとトイレも新しくなり風呂とシャワーも新しいものが入った。明日に完成すると言われた。そこでベッドや椅子、机の搬入と電源の調整を明後日に行う事で良いか、現場監督に聞くと大丈夫と言われたので連絡した。今週の金曜日についに完成させて8月から体験入所可能にしようと考えた。それにはエアコンを取り付けなければならない。

 そこで山田さんに電器屋の知り合いに、とりあえず、数カ所だけでも先に取り付けるように頼んでくれる様に海津が要請した。今週金曜に完成を確認して、体験入所の受付をする事にした。その金曜日がやってきて、山田さんとともに学校を見に言った。間仕切りもできて、ぴかぴかとは言えないが十分に使えそうであった。そこで役所に連絡して体験入所希望をとるように指示した。翌日に、役場からの連絡で15団体から体験入所の希望があったと連絡があった。そこで山田さんから呼ばれて役場に行き、手分けして体験入所に日程表を組むことになった。体験希望の団体は、全てが1日体験だ。そこで、日程表で15団体で入所体験希望日と来られない日を確認した。

 とりあえず、2つの教室にエアコンを設置して体験入所をする事にした。この話を横浜の宮城さんに事情を話した所、仲間12名、12社で2室を使う事で了解いただいた。つまり、各社の代表1名ずつ計6名で1教室を体験してもらう事である。これで1週間で体験希望の全社が体験できる事になった。早速、翌週の月曜日、宮城さんを含め12社の代表者12人で来ると連絡があったので、海津のワンボックスカーと山田さんが役場の中型マイクロバスでYG空港に迎えに行く事にした。空港で宮城さんに会い、遂に完成したと堅い握手をかわす海津だった。

 中学校へ行くと宮城さんが周りの景色は良いね、ただレンタルオフィスはやはり新しくはないねと笑っていた。中に入り部屋を見ると思ったより広く、天井が3m以上あるので広く感じた。夏でも良い風が入ってきそうだねと言った。持参のノートパソコンをインターネット回線につないで通信速度を確認し、問題なくつながった。オフィスデスクの間隔も狭くはない。隣の部屋の二段ベッドも新品で良さそうだった。また、上のベッドを取り外して、2つの別々のベッドとして床に置き、使える事も確認した。その間にカーテンをつければ、相手を気にせず、寝ることもできる。寝室の広さも十分であった。

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