淡い期待に終わらぬように

淡い期待に終わらぬように

モルヒネは「緩慢な死」より、まだ、まし:
日本が過去25年間辿ってきた、緩慢な死への道を歩むよりは、
リスクを犯しても、アベノミクスを、試してみる価値は
あるというわけです。

買い入れ額は米国のFRBのペースとほぼ同じだが、アメリカ経済の方が
日本より3倍大きいことを考えると、今回の日本の買い入れ
プログラムは3倍パワフルだ。
ジョージ・ソロスも、そう言っている。

つまり、現在の超金融緩和策は、この位の、評価なのです。

座して死すよりモルヒネ=日銀の超金融緩和策の方がリスクが大きいが、試してみる方が良い。:元、英国金融監督長官の話


超金融緩和策で、不景気から好景気に、変わるとか、日本の借金が
減るとか、漠然とバラ色の幻想を、抱いてはいけないのです。
何もしないで、ダメになるよりは、リスク(モラトリアムの危険)を
犯しても、やった方が、良いよと言ってるだけです。

現実に、知らず知らずに、目立たない税金は上昇しています。
また、絶対に取れる消費税の増税も待ち構えてます。
更に、相続税増税や、新しい税金も、考えてるようです。

REAT:不動産上場投資信託(もう既に上昇してるが)
ETF(上場投資信託:株のグループごと買うファンド)
いずれも、日本株と同じように売買できる。(税金処理も同じ)

日銀が、日本国債、REAT、ETFを大量に買う超金融緩和策は、
一般に投資家に、絶対上がるから、買った方が良いよ、
という金融機関の「悪魔のささやき」と同じ、様なもんですね。
フェアーでない、アメリカと同じ方法をとるのです。

決して、アベノミクスがと言ってるのではなく、やらないよりは、
やった方が、まだ、ましだと思います。
それしか、残された道がないのも、事実かも知れない。

ただ、淡い幻想を抱いて、結果があまりよくないと、騙されたとか、
嘆くのではなく、現実をよく見て、
今後の動向を、注意深く、見るべきだと、言いたいのです。

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