じわじわと、円安へ

わじわと、円安へ
もし米国景気が持ち直し、欧州、ギリシャ問題が落ち着き、
新興国のインフレ・リスク減少に、よって日本の円が、再度、
円キャリートレードで、超円安になるかどうか、心配です。

もし超円安になるとしたら、世界の市場が、好景気を迎え、
日本市場だけ、相変わらず、不景気になっていて、
超低金利と言うことでしょう。

もし超円安、US$¥120以上になったら、
日本にとって良い事なのだろうか? 

確かに、輸出産業にとっては、良いですが、
日本にとって、いい事ばかりでしょうか?

世界中が好景気になれば、
商品(原油、貴金属、食料など商品)市況の上昇と、
急激な円安で、日本の輸入物価が急騰し、
スタグフレーション(不景気+物価上昇)になってしまう。
また、世界の金利上昇につられ、日本の金利も、つられて、
高くなるのではないでしょうか。

そうなれば、日本国債の金利上昇で、日本国債の、
利払いが難しくなる。
もし、日本の今の金利が、3%(世界レベル)になったら、
国債利払い金額は、現在を0.1%とすると、30倍になる。
想像しただけでも、寒気がする。

一気に、来るとは、思いませんが、円安が徐々に進み、
つられて、金利上昇・・
特に、日本の金利上昇には、注意を払わないと、
怖いかもしれない。

為替は、安定してると、思ったら、大間違い、動き出したら、
早いし、想像以上に大きいよ。

オーストラリアドルは、200810に最安値、
¥55.75、現在¥87、約60%も変化しているのである。

皆さん、日本の為替、市場金利に注目していきましょう

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