米国はなぜ、過去の日本経済の様にならないのか?

国は、なぜ、過去の日本経済の様に、ならないのか?
久々に、面白い、記事を見ましたので、日記を書きます。

The wall street journal:経済:2011年8月21日(抜粋)
米国はなぜ、過去の日本経済の様にならないのか?
MarketBeat−WSJ.comが分析する市場の今。
抜粋記事開始

米国経済が不況に、逆戻りしつつあるとの、懸念が広がるなか、
米国が、1990年代の、日本と、同じ状況に、陥るのではないかと、
危ぶむ声が、多くの投資家から、上がっている。

確かに類似点はある。日米ともに、資産価格・信用バブルを経験、
バブル崩壊後は、民間部門に、巨額の負債が、残された。

その後の、デレバレッジング(債務圧縮)によって、経済成長が遅れ、
中央銀行は、手を打ったものの、その効果が、妨げられた点も、同じだ。
さらに、米国でも、日本でも、政府債務残高が、増加している。 

このように、類似点はあるものの、野村証券のエコノミスト、
ポール・シェアード氏は、米国が、日本の二の舞を、演じる事はないと、
主張した。更に、主な相違点を指摘した。
1990年の、資産価格バブル崩壊以降の日本の特徴は、
資産圧縮やバランスシート調整といった問題を、抱えた事や、
低成長が、長引いたことではない。
むしろ政策の誤りが、繰り返された結果、デフレに、陥り、そこから、
ずっと抜け出せないでいる事が日本の特徴だ。

日本が犯した、主な政策の誤りは3つある。
まず、日本は金融機関が抱える、資産の減損問題を認識し、
それに対応するのに、時間がかかりすぎた。
この問題は、金融政策を、妨害し続けた。
さらに、中央銀行は、金融政策において、デフレ払拭のために必要な、
何でもするという姿勢(例えば、十分に積極的な量的緩和を行う)
を取る事はなかった。
そして、財政再建路線への、転換が早すぎた。
米国は対策を早く打つので、こうならないと言った。
抜粋はここで、終わり。

欧州、米国、いろんな学者の、日本の失われた20年は、繰り返す、
経済失策が、原因であり、経済を勉強した、
政治家が不在、また、行動力のある政治家の不在。

もう一つ、経済政策をうつ、頭脳を持つ、優秀な官僚の不在である点。
それから、政策を早期に、反映させる、システムがない点。
これに尽きるのかもしれません。
いっそ、政治家も、官僚も、適正試験で絞り込んで、選挙に出られる、
資格を作って、無能な人は、出られない、システムを作る方が、
先なの、かもしれない。

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