17話:工事費用とパンフ作り3(202106-202107)
その後、1階のトイレと風呂を見て回った。特に問題なさそうだが、2階から1階の風呂に行くのがちょっと大変かもしれないと言ったが、若い連中だから、まー何とかなるさと宮城さんが言った。まだレンタカーが用意できてないが、校舎入口の横に月額5万4千円の実費で10台用意する予定だと説明した。
宮城さんが冬はどの位の雪が積もるのか聞いてきた。海に近いのでふっても20cm迄かなと言った。しかし湿り気が多い雪なので昼間にはとけると言い、最低気温は-5℃程度で、この10年でも-10℃まで言った事はないと言った。しかし冬はファンヒータが必要でしょうと正直に言った。ファンヒータは用意しないので、冬場に、各社で用意して下さいと言った。ただ石油の配達は、こちらで手配しますから、石油代を会社で実費支払いでやって欲しいと言った。ソファーやテレビ、マット、畳なども入れて良いのですかと質問があったので、退去時に撤去してもらえれば、大丈夫ですと答えた。防災上の理由で石油ストーブは駄目ですが、それ以外の暖房装置はOKと言った。冷蔵庫も大丈夫です。
水は、一階にある水飲み場を利用して下さい。また一階に三つ口のガスコンロを3つ置いてありますので、お湯を沸かして、各社でポットを用意して珈琲、紅茶、お茶を飲んでいただけますと言った。3つでは少ないので、もう一つ増やしてと言われたので了解した。それらの備品は各社負担で持ち込んで下さいと言った。布団や毛布も会社で用意するのですかと聞かれたので、そうですと言った。手配を代行することはできるので、必要な時は事前に申しつけていただければ入居前にベッドの上に設置しておき、その後、入居される会社に請求しますと答えた。それらのことも含めて、詳しい説明を書いた案内書があった方が良いと言われたので作成する事にした。
徒歩5分の所にバスの停留所があり、駅、駅前商店街、病院へ行けますよと紹介した。時刻表も説明書に書いておいて欲しいと言われた。水回りの見たいというのでシャワー、風呂のお湯、水洗便所と水道などを点検してもらった。2階の水道の水圧が弱いので、強めて欲しいと言われ、早急に処置してくれる様に業者に伝える事を約束した。
体験入所の時にベッドに布団、毛布がないと困ると宮城さんに言われたので、早速、6セット、車で買ってくる事にした。アルコールは自由に飲んで良いのですかと質問を受けたが、特に決めてなかったので、どうしたら良いですかと逆に宮城さんに聞いた。私は寝酒に赤ワインを飲みますと言った。未成年でなければ良いじゃないんですかと言うので、そうしましょうと言うと、案外いい加減なんだなと笑った。いや柔軟性があると言って欲しいというと負け惜しみ言いやがってと、お互いに大笑いした。管理の方は会社の方で全てやって下さいと言われたので、管理人室に2名、常駐させることを約束した。
コメント