18話:オフィスの体験入所(202109)

 


 電気、ガス、水道は自由に使って良いのですねと言うので、費用は、請求額を人数割りして均等に払っていただきますと答えた。病院、警察、消防署の電話番号と市内の地図、それに特急列車、飛行機、バスの時刻表も欲しいと言われたので作成を約束した。海津が道の駅の駅長も兼務しているので少ししたら10人分の夕食と明日の朝食の弁当を冷蔵庫に用意しておきますので電子レンジで温めて食べて下さいねと言った。宮城さんがまた気づいた所があったら帰る迄に連絡するよと言ってくれた。念のため役所と海津と山田さんの電話番号をお知らせした。もし何かあったら携帯へ電話下さいと伝えた。そして挨拶して失礼した。

 翌日は7時に中学校へ行き宮城さんと他の9人を海津のワンボックスカーと役場の山田さんの運転のワゴンにのせてYG空港へお送りした。宮城さんが、車中で契約する事に決めたので宜しくと言われた。詳細はまたメールで送りますと宮城さんから言われた。宮城さん訪問した時の話をPR用の記事として利用して良いですかというと了解してくれた。早速記事を書いて宮城さんに送りますので目を通して問題なければ、今週末に体験入所が終わった後に役所のHPに記載させていただきますと言った。

 出発時間になったので空港でみなさんと握手をしてお別れした。今日中に残りの寝具の搬入をを急ぐように指示した。その後、役場へ行って契約が取れたことを伝えた。市長が大喜びをしてくれた。翌日、山田さんが昨日の資料を作成してくれたので海津が預かった。今日の体験入所の方は14社で14人では11時半に到着するので山田さんが迎えに行く事になった。海津は道の駅に顔を出してから中学校へ昼過ぎに行く事にした。

 道の駅に行き話を聞くと特に問題ないようであった。またレンタルオフィスにいるから何かあったら連絡欲しいと伝えて出かけた。着いて、飛行機、特急、バスの時刻表と警察、病院、消防署の地図とその他の連絡先の電話番号と注意事項をかいたものを目立つところに置いた。
 少しして山田さんと体験入所の4社で4人が到着した。山田さんがオフィスと寝室を説明した。昨日と同じように説明して回った。インターネットが使える確認をした後、回収したトイレ、風呂、シャワーを確認して貰った。昼飯は食べてきたというので、夕飯と明朝のおにぎりセットを用意すると説明した。それぞれの注文を聞き冷蔵庫に入れておくと伝えた。質問は雪と気温のことで暖房は各社で石油ファンヒーターをお願いする事など説明書に記載してありますが口頭で説明した。彼らは冬場を体験しないとわからないかも知れないと言っていた以外は概ね良い反応だった。

 その後、海津は道の駅へ彼らの夕食と明日の朝食を取りに行った。道の駅では特に大きな問題なしとの報告で、また中学へ向かい冷蔵庫に依頼された弁当を置いてきた。翌日は山田さんと海津が16社、16人を体験入所のため迎えに行きレンタルオフィスに着いてオフィスの使い方などを説明した。週の金曜日までに20社、20人が体験入所を終えた。体験入所も特に問題なく終了したと山田さんから報告を受けた。全社、入所希望すると言う事に決まったそうだ。

 もし契約を継続しない場合は3ヶ月前に申し出て解約というのは厳しいので2ヶ月前にしてくれとの要望があったので了解した。ともかく20社で20教室を1教室6人で利用すると合計、120人では管理人2人では少なすぎるのではないかという話が出たが、夜勤も交代で2人確保したので何とかなるだろうと始めてみる事にした。

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